バカは救えるのか

ここ5年程、暗号資産(仮想通貨)周りでは、ほとんど詐欺・搾取のような行為が多く存在するけれど残念ながらそれらの大多数が犯罪ではない。

そこには確かにチャンスがあるかもしれないけれど失敗の方が明らかに多いような投機ばかりが並ぶ。

誰も試さないようなそれらを、なぜ試す人が出てしまい、しかも高額を注いでしまうのか? バカだからだ。忍耐や理性に欠け一発逆転を狙おうとして失敗している。

この無謀な挑戦は、自己責任・自業自得という名目で片付けて良いのだろうか。

もちろん法律上問題のない行為なので、それはそうなのだろうけれど……明らかに怪しい誘いを信じてしまうような人、弱者は現実に存在する。本当に。これを読むような人が思っている以上、多く。

ここで、彼らはバカだから、と切り捨てるのは容易いけれど、その実態は弱者からの搾取であるという視点も必要なのではないか。

俺が強者の立場だから上から目線で語っているというわけではなく、むしろ俺も弱者になり得るかもしれない(既になっているかもしれない。何故なら弱者は弱者であると気付けないから。)からこそ、弱者が救われる環境であって欲しいと望んでいる。

しかしどう考えても、彼らを救う方法は対象の規制以外には無いように思われる。

もはや全てをガチガチに規制したディストピアめいた社会にするくらいしか方法は思いつかない。

おわり。

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