個人的評価 ★★★★★ 4.7(0.0~5.0で評価)
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みどころ
- 巻き込まれ型の主人公(+α)が圧倒的に強く、悪は滅びる
- 地味な展開を突然裏切ってくる緩急の塩梅(特に武器と情報に関するテクノロジー)
- 刃物の描写がえげつない(生々しさを感じさせるような殺傷方法)
あらすじ
訳アリな男が、立ち寄った辺境の村で分かりやすい「悪」に巻き込まれる。
レジェンダリーな経歴を持つ主人公は復讐を誓い、過去の因縁も清算する。
感想
地味な物語が続くと思っていたんスけど、突然始まる殺伐とした展開と戦闘に加え、急にやって来る近代的な戦闘システムが、良い意味で裏切ってきて、かなり心地良い映画でした。
全体的に登場人物がどんどん良い味を出してくるんスけど、特に物語後半で参戦する善良なドライバーと、強力無比なヒットマンはみんな大好きになるンじゃないですかね。
終盤から最終戦のクラブまで流れるテクノのBGMは、シンプルながらも泥臭くドープで、それがテンプレみたいなクライマックスを分かりやすく盛り上げ、最高潮のまま後味も良く物語が終わるのが、本当に完璧でした。
強いて言えば、序盤の地味さが残念でした。ストーリー展開やキャラの深みを持たせる為には必要なンでしょうが、途中で視聴を打ち切ろうかと思うくらいでしたね。結果として、切らなくて大正解でした。
あとはラスボスのパッとしない設定でしょうか。カタルシスの為には、もう少し深みが欲しかったように思います。
おわりに
ここ最近ではトップクラスのオススメ映画です。
ジョンウィックが好きな人は是非。犬が死ぬ描写は無いです。