目的
アジョワン、ココナッツミルク、ナンプラーを使用したタイ風カレーを試す
材料(4人分)
(A)ホールスパイス
・アジョワン(ホール) 小さじ1
・サラダ油 大さじ6
(B)パウダースパイス
・クミン 小さじ1
・コリアンダー 大さじ2
・ターメリック 小さじ1/2
・カイエンペッパー 小さじ1
・クローブ 小さじ1/4
・シナモン 小さじ1
・カルダモン 小さじ1
・砂糖 小さじ1
・塩 小さじ1弱(適宜味見をしながら調整予定)
(C)その他
・トマト缶(カット) 1/2缶
・ココナッツミルク 400ml
・ニンニクチューブ 大さじ1
・しょうがチューブ 大さじ2
・ナンプラー 大さじ1
(D)煮込み具材
・オニオンペースト(ハウス食品) 1袋
・鶏ムネ肉 600g
(E)その他
レモン汁
手法
フライパンに(A)を入れ、弱火で焦げないよう匂いを移す
(B)を加え撹拌。
(C)を加え沸騰してから(D)を加え、弱火にして煮込む。(20分程度)
味見後に味が弱ければ塩、レモン汁を追加。
結果



アタックが非常に強く、何度も食べたいカレーではなく、ジャンク寄りになった。
甘味・酸味ともに適当。レモンを皿にひとまわし(小さじ1程度)かけると万人向けではないが個人的には好きな味に収まった。
辛味は適当。
リリースのアジョワンの存在がやや強い。
反省・考察
リリースのアジョワンが予想以上に強かった。次回は小さじ1/2程度にすべき。
ナンプラーとココナッツミルクで全体的に味が濃くなった分、繊細さが失われたが、アタックが強くサスティーンが伸びた。
特に過剰に持ち上げられたアタックのバランスを取る為に、スパイスを全体的に減らしても良いが、レモン汁で無理やり抑える事も出来る。繊細なバランスを追及し「毎日食べたいカレー」を狙うなら前者だが、ハードコアに仕上げたい場合は後者も捨て難い。
ハードコアカレーにする為にレモン汁を追加するなら恐らく大さじ2程度が適量。
おそらく日本米はインディカ米に比べて甘味や水分量が多く、全体的な味付けを良くも悪くも太く平坦にしてしまっている(コンプレッサー的な役割)。ここまで味がファットだとインディカ米の方が相性は良さそう。
ココナッツミルクでコクが出たが、シナモン・カルダモンが弱まったので、次回は増量(or全体的な減量)も考慮。
次回の課題
ココナッツミルク・ナンプラー以外の別方面で、異なった味わいを出す食材や調味料を検討。