「女子高生暴力教室」レビュー(断念)

マイケル・サンデルは「ハーバード白熱教室」で正義について問い掛け、その正体についてはっきりと示すことは出来なかったが、その尻尾に触れたかもしれない。

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女子高生・ミドリはガキの頃から喧嘩三昧、負け知らずのスケ番だったが、学園を牛耳る「鬼奴会」とは無縁であった。鬼奴会は、蘭子を筆頭に、裏で女子高生を校長や理事長に「玩具」として斡旋していた。ある日ミドリは、校長に襲われ、鬼奴会から命からがら逃げてきた春江を助けたことで、蘭子とタイマンを張るはめになる。

小南敏也監督の「女子高生暴力教室」では、開始直後に脱力感のある演技、そして畳みかけるように無数のおっぱいが、明らかに不要な場面なのに、それを跳ね返すような強い意志と説得力を持って登場する。何度も。

5分で切ろうか悩むも、折角なので見続けることにした。

したが、しかし20分くらいで断念。

人間は中途半端で抑揚のないモノを与え続けられると耐えられないように出来ている。

ダニエル・カーネマンは「ファストアンドスロー」でプロスペクト理論を提示した。人間は現段階での苦痛や快楽を参照点として、比較で、自身のそれらを判断する。

「女子高生暴力教室」は俺にとっての参照点が動かない作品、つまり虚無だった。何も無い。

この作品が最後に提示するものは何なのか、俺は知らないまま死ぬと思う。

 

まさかの続編も出ているらしい。俺以外の誰かに人気だったのかもしれない。

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聖純女学園、そこは全国最低偏差値を誇る不良たちが集まる女学園。学園経営者は裏社会と強力なパイプで繋がっていたため、警察は学園内のどんな惨事にも一切動いてくれない。そのうえ、「鬼奴会」と名乗る札付きの不良グループが、生徒会の名のもとに学園を牛耳り、拷問、輪姦、売春、凄絶なリンチを繰広げ、学園内の危険因子と成りうるスケバン...

どちらも 4/13にプライムの閲覧期間が終了するらしいので、興味のある方はお早めに。

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