まもなくリリースされるゲーム「Fly Me To The Home!」について作者tdhrにインタビューする記事です。未完。

tdhr(インタビュアー):今回は開発とリリースの準備お疲れ様でした。
tdhr(作者):ありがとうございます。ようやくSteamでの1作目をリリースできそうです。
tdhr:まずは本作品について軽く紹介をお願いします。
tdhr:はい。本作「Fly Me To The Home!」は主人公の履いているジェットブーツを操作し帰宅するアクションゲームです。プレイヤーが使用するのは左右ジェット噴射をコントロールする2つのボタンだけです。左噴射ボタンを押せば左のブーツからジェット噴射が出てキャラクターが右へ回転しながら飛び、右噴射ボタンはその逆というものです。たった2つのボタンのシンプルな操作ながら意図した通りに移動するのは極めて難しいゲームです。
tdhr:ご紹介ありがとうございます。このコントロール方法や難易度、解像度が低めのドット絵、BGMのチップチューン(*)などはファミコンからGBAぐらいまでのレトロなゲームをインスパイアしたものでしょうか。
(*)チップチューン:音楽ジャンルの1つ。コンピューターやゲームに内蔵された音源チップやそれをエミュレートした音で作曲された曲のことを指す。
tdhr:はい。私自身の思い入れのあるゲームがゲームボーイとファミコンなのでその影響はかなり大きいと思います。当時の記憶は全くないのですが、私が3歳の時に親がゲームボーイを渡したことが全ての始まりだったと言えます。しかしレトロライクなデザインの一番の理由は自身の作画能力です。
tdhr:作画能力。
tdhr:作画能力です。ドット絵は絵心がなくてもトライ&エラーで絵が描けます。例えば、4x4のドット絵では合計16マスだけが存在します。この16マスのドット絵を塗り消しし続ければそのうち理想の絵が現れます。時間と努力が解決してくれます。
tdhr:なるほど。BGMがチップチューンなのも同様の理由でしょうか。
tdhr:その通りです。しかしチップチューンは思い入れも強いです。チップチューンめちゃくちゃ好きなんですよね。
tdhr:特に好きな音のハードはありますか?
tdhr:やはりファミコンですね。ゲームボーイの音も捨てがたいのですが、やはりファミコンのシンプルで澄んだ音は心を打ちますね。
tdhr:今作「Fly Me To The Home!」もシンプルなことを特徴としていますね。シンプルであることに何か意図はあるのでしょうか。
tdhr:はい。ゲームの本質とは技術と知識の蓄積、そしてその応用にあると考えています。このゲームではそれらの最大効率化を狙っています。その結果がシンプルなゲームデザインです。このゲームが提供するストレスに対しプレイヤーはスムーズに学習し突破していく。これはフロー状態に繋がります。フロー状態こそが人間の理想状態であり追求すべき真理なのです。
tdhr:人間の理想状態や追求すべき真理ですか。それらは信条や環境によってかなり大きく左右されそうですがその点はどうお考えですか。
tdhr:はい。確かに過程や名称は異なるでしょう。しかしながらその先にあるのは私がフロー状態と読んでいるものです。等価な現象に過ぎません。
tdhr:なるほど。いわゆるシニフィエが同じなのですね。
続かない

