痒みがあるので皮膚科を受診した話

長く続く足の痒みが心配で皮膚科を受診したら、意外と大丈夫そうだった事と、代替医療にハマるかもしれない可能性について戒める話。
先日の日記でも書いたンですけど、左足の膝付近が2か月ほど前から赤く腫れて痒くなる状態だったんスね。
で、さすがに2ヶ月は長いと思い、最近の体調不良傾向と合わせて心配になったので、皮膚科を受診してきました。
結果として、医師からは
「ただ擦れているだけなので、掻かなければ治る」
「腎臓は関係無さそう」
「1週間経っても治らなければまた来て下さい」
という旨の言葉を頂きました。たぶん大丈夫そうです。
人間は心配事があると判断力が落ちるということは知っていましたが、分かっていたつもりの自分も、まさかダメな思考に陥るとは思ってなかったですね。
心配から解消された今、改めて紫斑病や腎臓病との因果関係を考えると、「足」「アレルギー」という2点だけで完全に決め打ちしていたと思います。腫れ方も紫斑の出方も明らかに違っていたのに。
いわゆるバイアスですね。これについては非常に良い記事があったので、参考までにリンクを貼っておきます。
バイアスの種類について(情報管理LOG)
で、こうなってくると、代替医療にハマる人の事もバカにしてられないな、と。
例えば、スティーブジョブズは癌を患ってから、恐らく「世界最高レベルの代替医療」を受けたと思うんスけど、結局ダメだったじゃないですか。この事実を鑑みても、癌治療には、やっぱり冷静に積み重ねられた「現代科学の標準治療」を受けるのが最善だと、ずっと思ってるんスね。
でも、こういう冷静な判断も、やっぱり当事者からすれば不安で、そこに急に現れた「耳触りの良い、優しい言葉」に安らぎを求めて、流されてしまうんスよね。弱者は常にビジネスのカモにされる……。
種々のバイアスについては、批判的な思考を学び、意識して実践することで回避できると思うンで、今後勉強すべきリストの中に含めておこうと思いました。
が、勉強しようとググったら、参考書として出てくる本がメッチャ多く、「購入者がそもそもバイアスに囚われている」という事を利用した、うさん臭い理論の本を売っている人がいそうな気がしますね。賢い。
とりあえず、先述したサイトに、参考として提示されていた本が、Amazon でのレビューも高く名著そうなので、購入しようと思います。
これもレビューによるバイアスだと言われたら否定できないんスけどね。
https://amzn.to/2FO5Krt
https://amzn.to/2OSglpK
最後に、皮膚が大した症状では無いと分かった安堵感から油断し、予測変換を誤った自分のツイートを晒すことで、自分の迂闊さを戒めたいと思います。

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