文章読本を、とりあえず形だけでも読了した

文章読本(著:三島由紀夫)を飛ばし読みしつつ、表面上の薄い出汁だけをそっとすくい取るような形で、とりあえず形だけでも読了ということにした。この本の要旨は「いつの時代も心を打つ名作=古典の教養があれば気品と格調のある文章が書ける」だと感じたけれど、自分のそれはかなり貧しく、今からそれを得ようとすると尋常でない労力が必要そうで、ここまで来て諦めたくなってきている。
何かを得ようとして、更にその高みを目指す場合は、そのジャンルの古典を学ばなければならない、という法則が、経験則的に多分ある。そりゃイチからジュウまで全て学ぶのがキワメに確実だけれど、俺が欲しいのは、もっと集約・要約されたエッセンスの塊みたいなのを、ひとつまみ飲むだけで1→10と解決されるみたいなモノで、そんなものは無いと薄々感づいているけれど、正直言って面倒くさいことをせずに最速で色々習得したい。これだけテクノロジーが発達したのに、最高の文章がサッと用意される技法が、なぜまだ見つかってないのか。
それでも、とりあえず高みを目指さなければ、そこそこまで行けるとは思うので、できる範囲で色々してみる事にする。文章と、その他には具体的に何をするのか分からないけれど、何か新しいことを意識的に色々してみようと思う。
というか、そもそも、それがこの日記の目的だった事を今思い出したし、サボりがちで、ほとんど実現出来ていない。文章書いて、あと何かしよう。何か。

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