初参加のM3(≒同人イベント)で成功を収める為に必要なモノ

先日初めて参加した、音系・メディアミックス同人即売会イベント「M3」にて、色々と気付きがあったので、今後の自分の備忘録&誰かの参考の為に、まとめた記事です。

M3 - 音系・メディアミックス同人即売会
音系・メディアミックス同人即売会 のサイト。年2回(春・秋)に都内にて開催。イベント開催情報の他、イベント参加方法、音系同人サークルについてのニュース情報も充実。

事前準備(~2週間前)

作品は、せめてジャンルが分かり、サンプルを出せる程度には仕上げておきましょう。宣伝が不可能になってしまいます。せっかく作品に興味を持ってもらっても、日程があまりに急だと、当日参加してもらえない可能性が高まり、意味がありません。

それから、言うまでもないですが、納期には気を付けましょう。

事前準備(~前日)

宣伝について

多くの宣伝を行う

可能な限り、しつこいくらいに宣伝を行っておいた方が良いです。特に初参加の場合、(元々の知名度が高い人を除き)そもそも存在を知られていないので、折角の作品発表の機会を失う可能性があります。

あまり宣伝すると嫌われる?そういう奴にはもともと興味を持たれてないので、問題ないです。

ジャンル特化で宣伝

オススメは自分の出展サークルが属するジャンルに特化した情報サイト・SNSへの宣伝です。ニッチなジャンルであるほど世の中に出回っている作品は少ない為、その層は作品に飢えていて、興味を持ってくれる可能性が高いです。ニッチなジャンルでは、イベント特集を組まれることが多いので、(可能なら)そういった情報源へ宣伝しておくと良いでしょう。

当然ながら、カタログに載せる情報も、ジャンルと内容をしっかり明記しておく事が肝要です。デザインは二の次で良いです。

用意しておくべきものリスト

以下はtdhrが必要だと思ったモノのリストです。購入しなければならないモノは、大体が100均で買えます。

優先度・最大

  • 参加証:無くさないように、すぐ出せるように。
  • 作品:サイズを正確に想定し、当日の搬入出方法まで考えておきましょう。
  • サンプル:音系イベントなら安くても良いのでヘッドフォンが欲しいです。
  • 除菌ペーパー:ヘッドフォンを用意する場合。
  • 値札:書き方は各自ググってください
  • お釣り:どれくらい用意すれば良いのかはサッパリ分かりませんが、多いに越したことはありません。また、銀行の休みは予め考慮しておきましょう。
  • 水分補給用ドリンク:当日は思ったより買いに行く時間と場所が無い
  • 朝食(昼食):同上
  • ゴミ袋:意外とゴミは出るので、見えないようにまとめておきましょう。
  • キャリーカート:必要な場合。

優先度・高

  • 大きめのメモ帳、スケッチブック:何か気付いた時にすぐに掲示できます。
  • マジック:メモ帳に書く用。太いほど良い。1色で必要十分。こだわりたい人だけ2色~で。
  • 敷き布(テーブルクロス):見た目を良くするのは勿論、テーブル下に色々隠せるので。素材は何でも良いです(要検証)。サイズはちゃんと調べておきましょう(たぶん90cm x 110cmがデフォ?要検証)。
  • お釣りを入れておくコインケース、袋:お釣りを見える形で保存するのは危険&生臭さが出てしまうのと、効率良くお釣りを渡す為に。
  • 作品を立てるスタンド(イーゼル):見栄え的に1つは欲しいです。裏に色々隠す事もできます。
  • 各種POP広告:詳細は各自ググってください
  • ポスター入れ(バインダー): ポスターを用意する場合。
  • ポスタースタンド:ポスターを用意する場合。足はちゃんと固定しましょう。これだけは100均に無かったので、tdhrはAmazonで下記のモノを買いました。卓上、A3まで。
https://amzn.to/2JfpqrN
  • 名刺(サークル宣伝用の紙):今後の活動の為にも。「ご自由にどうぞ」といった紙も用意しておくと良さげ。
  • サークルスペース番号(とサークル名)の書かれた紙:見る側は意外と迷う。

優先度・中

  • ガムテープ、養生テープ:色々と固定・修復に。作品を自宅に搬出郵送する際はガムテープが必須。
  • ハサミ・カッター:必要なさそうに見えて、意外と紙を切る機会がある。テープカットにも。
  • 名札入れ:参加証を入れるホルダー。わざわざ出す手間が省ける。
  • 売り子(友人):急なトイレや買い出し、他サークルを回る為に
  • モバイルバッテリー:必要な人は。
  • S字フック:机に袋をかけられるようになる。
  • 記入済みの送り状: 作品を自宅に搬出郵送する場合は。

優先度・低

  • 棚(作品ラック):どうせ1回目はそんな作品が多くないので、不要。
  • ホワイト(ブラック)ボード:メモ帳やスケッチブックで十分。
  • 電卓:価格設定が難しくないor作品の種類が少なければ不要。
  • 期待:初回で期待はしない方がいい。5個売れれば十分。10個売れたら全クリ。

当日

レイアウトについて

レイアウトについては自信がありませんが、非常に重要です。下記の体験談まとめが非常に実践的で参考になります。

#即売会机のレイアウトで売上が伸びたor逆効果だった話
更新日:6月26日19時15分

「テーマと値段を絞り分かりやすく」「サークル名とサークルナンバーをちゃんと表示」
「面白アイテムを置く」の3点がすぐに使えそうです。

『ファスト&スロー(ダニエル・カーネマン)』 にもあるように、理解し易い(=認知容易性が高い)と、気分が良くなり、好意を持つと、信頼度が高まる(ハロー効果)らしいので、上記の手法は妥当だと思います。

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呼び込み

同人即売会でサークル参加者が実際にやっていることは、販売営業です。

M3では、声を出している近くのサークルに行列が出来ていました。当然、注意を引く回数を増やせば、それだけ売れます。が、ほとんどのM3サークル参加者は座って自分の作業を行っていました。営業活動としては失格です。

勿論、 同人即売会ですので、そこまでして売りたいのかどうかは人によります。ただし、販売が目的なら呼び込みは非常に効果があります。しかも他サークルは恥ずかしがって何もしていないので、完全なブルーオーシャンです。

それから、売れている大手のような、笑顔で忙しそうな動きをしていると、人を呼べます。そして行列は更に行列を作れます(バンドワゴン効果) 。

まだまだ販売手法に関しては未開拓の空気があります。手法によっては、かなり可能性を感じるイベントでした。

次回の課題

ヘッドフォンだけでなく、各自持参のヘッドフォン・イヤフォンを差し込める分配端子があると良さそう。

専用の試聴アプリをわざわざ作ると注目浴びそう。

目立つアイテム。

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