スパイスからのカレー研究 試作 3

目的

トマト缶、玉ねぎペースト、ニンニクチューブ、しょうがチューブを使ってみる

材料(4人分)

(A)スパイス
・クミン 大さじ1
・コリアンダー 大さじ1
・ターメリック 小さじ1/2
・カイエンペッパー 小さじ1

・サラダ油 大さじ8

・塩 小さじ1(適宜味見をしながら調整予定)

 

(B)その他
・トマト缶(カット) 1缶

・オニオンペースト(ハウス食品) 1袋

・ニンニクチューブ 小さじ1
・しょうがチューブ 小さじ1

(C)
・鶏ムネ肉 600g

手法

フライパンに(A)を入れ、中火で焦げないよう撹拌。

(B)を加え沸騰してから(C)を加え、弱火にして煮込む。(10分くらいか?)

味見後に味が弱ければ塩を追加。

結果

スパイスをオイルに溶かした後の写真
スパイスをオイルに溶かした後の写真
結局スパイスは溶けなかった
煮込み後の写真
煮込み後の写真

粉っぽさは皆無。

塩は小さじ1弱程度でちょうどの塩梅だった。

辛さは適当。

甘味が少しだけ追加されたが、まだ不足している。

旨味は弱く、深み?コクといったモノが皆無。

反省・考察

全体的にバランスの取れた味に仕上がってきたが、やはりシンプルな材料なためか、旨味やコクなど、種々の味が全体的に欠けている。

不足した味と想定される対処法を以下にまとめた。

・旨味
種々の出汁(ブイヨン・コンソメ・フォンドボー等)、生クリーム、ヨーグルト、唐辛子

・脂肪分
バター、ギー、生クリーム、ヨーグルト、脂肪の多い肉

・エスニックな風味
カルダモン・シナモン・クローブなどスパイス、ココナッツミルク、酢

・甘味・コク
ニンジン、はちみつ、りんごなど野菜や果物、砂糖、ウスターソース

ここに挙げられた食材はよく入れられる傾向にあるものだが、その重要性・必要性が理解できた。

いよいよスパイスや食材でカレーの方向性を決める時が来たが、個人的にはバランスがよい和風カレーではなく、ハードコアなスパイシーカレーを求めているため、出汁の使用は最終手段としたい。

次回の課題

旨味・コクを追加する食材の検討。

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