
2021年 某日某所
エリート男子校と名高い全寮制の高校である「聖シグムント学園」
相次いで発生する不審死は「吸血鬼事件」と呼ばれた。
何も知らず転校してきたばかりの不幸体質な男―――葉桐 忍(はきり しのぶ)は
当然のように事件に巻き込まれていく。
主人公。
代々と吸血鬼に狙われてきた葉桐家の末裔。
巻き込まれ体質の高校2年生。
普段は引っ込み思案だけれど追い込まれた時にはやれる子。
「どういうことなんだよ……」
いわゆる王子様。同級生。
売れっ子イケメンモデルで、誰にでも人当たりが良い人気者。
なぜか葉桐にだけSっ気のある素顔を見せる。
「今度は俺の番だよ」
二卵性双生児、榊兄弟の兄の方。先輩。
いつもぼんやりと眠そうにしている。
性格から想像できないほど勉強ができ、常に学年で一位をキープしている。
「ねぇ、僕の事どれくらい知ってるの?」
榊兄弟の弟の方。先輩。
兄の嶺緒とは正反対で、常にスキがない神経質な性格をしている。
ルールに厳しい生徒会長として有名。
「私は貴方のそういう所を見ていられないのですよ」
祖父がドイツ人のクォーター。後輩。
ぶりっ子なあざとい腹黒ショタ。
葉桐に対して辛辣に当たってくる。
「せんぱぁ〜い、帰りにパフェ奢ってくれる約束ですよね〜 ^_^」
オラついた宮司見習い。同級生
実家の神社をよく手伝っている。
女性みたいな名前がコンプレックス。
「ァン?しおりって呼ぶなっつってんだろ!」
ミステリアスなオネエさま。先輩。
学園内で有名なほど世話焼きがちで、押し付けの圧がすごい。
実は血鬼だが人間共生派である。
「アナタ、妙にオイシそうな顔してるのよね」
テニスの特待生推薦で入学。同級生
口数少なく淡々としているが、常に笑顔を絶やさない好青年。
甘いものがめっぽう好き。
「へー、このドーナツあんこ入りなんだね」
作中のBGMを全て網羅した貴重な限定サウンドトラックCD
コロナ禍で本業が暇になってしまい、何かちょうどいい副業はないかと某アウトソーシングサービスにてBLゲームの曲募集に応募しましたが……落選。
大変悔しく思うと同時に、ポートフォリオの不足が原因ではないかと考え、本作品の制作を開始する事といたしました。(スタート時点では悔しい気分を晴らしたいという目的でしたが)
今回、本作品を発表する上で良いタイミングとして音系・メディアミックス同人即売会「M3 2021春」がありましたので、上記イベントに合わせて制作し、初披露とする事といたしました。
なお今回が初めてのCDプレスのため、緊張しております……。
少しでも楽しんで頂けましたら幸いです。
また、音楽関連のお仕事のお誘いがございましたら、お気軽にご相談下さい。